気の向くままに自分の興味あるテーマを中心に、なるべく図解多めに記事を書いていきます。
図解の基本 図解のメリット・効果
前回、図解とは図を用いて解説することであるという定義を紹介しました。
今回は図解のメリット・効果を説明します。
図解の作成は、文章だけで説明するより手間が掛かり大変です。ではなぜ、わざわざそんな面倒臭いことをしなければならないのでしょうか?多くの人たちが図解を勧めているのでしょうか?
図解を用いると、図解力を高めるとどんないいことがあるのか、図解のメリット・効果を大きく分けて3つにまとめてみました。

1.注目を集められる
最近は新聞でも一面に図解を掲載していますよね。
一面でまず目が行くのは見出しよりも図解ではないでしょうか?
無機質な文字列の集まりの中に視覚化された図解があると目に留まりやすくなります。強いインパクトがあり、アイキャッチ画像として優秀です。
個人差はあるでしょうが、一般に、図解には人々を惹きつけ、視覚を捉える効果があるとされています。簡単な図であっても図解されているとなぜか見る気になります。
まずは注目を集め、関心を惹きつけ、自分の図解を読んでもらうことが1つのゴールであり、それが図解のメリットの1つと言えるでしょう。
2.情報が伝わる
「長文乙」「なげーよ」「一行でまとめましょう」「話が長くて何が言いたいのかサッパリわからない」などと言われた経験はないでしょうか。
人にはそれぞれ思考のスキームや価値観、状況、個人差というものがあるので、他人に自分の考えや情報を伝えることは意外と難しいものです。文字や言葉だけで意図を伝えるのはさらに難易度が少し高いと言えるでしょう。
現実は、そもそも興味・関心すら持ってもらえないことが多いので、せめてこれだけは相手に情報を伝えたい、正確に、誤解して欲しくない、というような場合に図解が力を発揮するでしょう。
それでは、どうして図解を使うと情報が伝わるかについて私なりの考えを書いていきます。
直感的
図解は視覚を刺激してくるので直感的にイメージしやすいです。このイメージしやすいということが重要です。
例えば、駅までの地図やトイレの場所を文章や言葉で説明する場合を考えてみて下さい。
図で説明されればパッとすぐ理解できるのに、言葉で説明されるとこんがらがってわからなくなってしまいがちです。やはり、「百聞は一見にしかず」なのです。
また、全体像が一目で見えることも大きいです(俯瞰)。地図や、組織図、ネットワーク図などでは全体像を表現することができます。仕事や情報の一部だけでなく全体をイメージできることはとても大切なことだと言えます。「群盲象をなでる(評す)」「木を見て森を見ず」という言葉もありますし。
簡潔
図解は長文ではなくキーワードや短いフレーズを多用して作成するので、長文と比べると非常に簡潔な著作物となります。
「一行でまとめましょう」「何が言いたいのかわからない」と言われることが起こりにくくもあります。なぜなら、限られた枠に制作者が要点を絞って簡潔に作られるからです。
情報が伝わる、伝達がうまくいきやすくなるということが図解のメリットの2つ目です。
3.思考が深くなる
質の高い思考
図解を作成する段階で、そのテーマについてたくさん、そして深く考えるようになります。
さらには、質の高い思考へと繋がっていきます。全体像をつかんだり、関係、ロジック、要点を押さえた思考がなされるようになり、問題点・矛盾点や情報の欠落に気づいたり、事の本質に辿りやすくなると思われます。
もちろん、文章を作成する時も推敲を重ね、深く考えられるのですが、文章はシーケンシャル的、図解はランダムアクセス的な思考をしやすいような気がします。
関係・構造・要点
ベン図を使えば、図形で囲むだけで集合・包含関係を示せたり、フローチャートを使うことで複雑な作業の流れもわかりやすくなり、ツリーを使うことで原因と結果などの関係・ロジック・構造・仕組みがわかりやすくなります。何がキーワードかを考えるようになり、ポイントを摑んでいきます。
図解を作成すること自体が思考を深めていくことが3つ目の図解のメリット・効果です。
最後に
図解のメリット・効果について説明しましたがいかがでしたでしょうか。これはメリットが大きいね、やってみたいと思って頂けたら幸いです。
今回あえて3つに絞ってみましたが、まだまだ他にもメリットや効果はあると思います。工夫次第では記憶にも残りやすくなるのではないでしょうか。