娯楽 古池や蛙飛びこむ水の音(図解ノート)
記事作成日: 2021-06-19

プレバトが好きでいつも見ているのですが、自分が作る俳句があまりにも陳腐すぎるので名句を元に少しだけ勉強してみたくなりノートを取りました。

季語
季語(春)は蛙。

俳人(俳諧師)
松尾芭蕉。1644年~1694年。伊賀国(現在の三重県伊賀市)出身。『おくのほそ道』(月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也)

成立
年代
江戸時代1686年(貞享3年)。3月刊行の『蛙合』(かわずあわせ)が初出。
蛙合とは
蛙を題材にした句合(くあわせ。左右に分かれて句の優劣を競うもの)。
評価・視点
なぜこれほど有名になり高く評価されているのか?
- 日本文化の中心思想(美意識)とも言われる「侘びと寂び」が見事に表現された高い芸術性
- 禅の思想の影響
- 俳句の歴史を切りひらいた
- 和歌や連歌の歴史において蛙を詠んだものは極めて少なく、詠まれるとしても鳴き声に着目するのが常で飛び込む音に着目したのは芭蕉の発明
- ありふれた事象に妙味を見出した
- シンプルでわかりやすい
- 不易流行の句
- 聴覚的想像力
- 死と生。死の世界のような古池に、小さな蛙が飛び込むことで生命の息吹が感じられる
- 門人の支考が芭蕉の業績を伝えるのにことあるごとにこの句を称揚した
意味・解釈・感想
古い池にカエルが飛び込む水の音が聞こえましたという単純な句。古池の場所はどこなのか気になりますが、深川芭蕉庵の傍の池と考らえれています。個人的には誰もほとんど足を運ばないような山中の古池を想像していました。絶対的な静寂の世界、シーンと静まった寂寥の中、旅の途中に感じたというイメージでしたが、少し外れたイメージでした。
動画
その他の芭蕉の句
- 閑さや岩にしみ入蝉の声
- 夏草や兵どもが夢の跡
- 五月雨をあつめて早し最上川
- 紅梅や見ぬ恋つくる玉すだれ
- 猫の恋やむとき閨の朧月
- 磨なをす鏡も清し雪の花
- 両の手に桃と桜や草の餅
気に入った句を選んでみました。
勉強
名句を元に俳句上達のための勉強をしていきます。目的は「型」をマスターすることです。まずは型を真似るために要素を分析していきます。
全体像

要素
世界観
この句が最も評価されるのは「侘び寂び」の部分だと思いますが、更にスケールの大きさが特徴だと思います。森羅万象といいますか、時代を超え、輪廻転生みたいに続いていく。不易流行。滅びの美学やはかなさだけでは完コピできたと言えないかも。
場所
侘び寂びが感じられる場所。
キャラ
これは何でもいいけど、抽象的でないと普遍性が出なそう。
動き
起承転結の転の部分。静止画に一動きを取り入れる。
音
最後は風情のある音で締める。
これ全部クリアするのは難しそうですが、次回以降は侘びと寂びについて、それが感じられる場所や音について勉強していこうと思います。